BizForecastシリーズの導入事例
オプテックスグループ株式会社 様
社名 | オプテックスグループ株式会社 |
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設立 | 1979年5月 |
資本金 | 2,798百万円 ※2016年12月時点 |
グループ会社数 | 連結子会社/28社 ※2016年12月時点 |
事業内容 | 各種センサの企画・製造、販売など |
ウェブサイトURL | https://www.optexgroup.co.jp/ |
導入までの経緯
従来は、子会社からExcelで収集したパッケージを集計用のExcelに手入力で転記していました。Excelはデータの蓄積や加工がしにくく不便と感じており、5年程前からシステム導入の検討はしていましたが、Excelの柔軟さを手放すことやパッケージのフォーマットを変更することに抵抗があり、実現には至っておりませんでした。しかし、毎年の様に子会社が増えてきたことや、集計用Excelが壊れたことがあり共有化せずに利用していたため、複数人で使用できないなど、非効率であったことからシステムの導入を決めました。
選定理由
複数の連結会計システムパッケージソフトを比較・検討した結果、以下のポイントでConglueを選定しました。
1. Excelライクな画面で操作が可能な点
2. 細部までカスタマイズが出来る点
3. 子会社の業務をほとんど変えずに運用出来る点
4. 分析・会議資料として自由に設計したレポートを作成出来る点
他社からのご提案は、今まで作成していたExcelを活かすのではなく、システムに合わせて運用を変えるという内容でしたが、プライマル社のご提案は、従来利用してきたExcelにコード付けするだけで従来のパッケージがそのまま使用出来るというもので魅力を感じました。
一方でシステム部門や経理部門の上長からは、「汎用性があり、自由度が高いのは魅力的だが、将来連結決算業務の担当者が変わっても対応できるか疑問がある」、「連結決算業務が属人化しないか」といった懸念と、「カスタマイズは構築も更新も大変であるため、システムである程度制御出来る方が良いのでは」という指摘を受けていました。
しかし、現場担当者としては、現行業務を違和感なく再現出来るだけでなく、管理会計をさらに強化・効率化出来そうな将来性に魅力を感じたため上長を説得し、Conglueを採用しました。
導入の効果
子会社側の連結パッケージの入力については、前期値や予算値を毎回入力する必要が無くなりました。親会社側は財務諸表数値や内部取引の両社の報告数値のインプット作業がほとんど不要になり、転記ミスの削減はもちろん、推移分析などのチェック業務に時間を充てることが出来るようになりました。また、監査用資料や開示資料のセグメント情報や注記もレポートで作成し、監査工数の削減や開示業務の効率化に大きく寄与しています。
今後の展開
まずは、ユーザー設計帳票を充実させ、より分析をしやすくしたいと考えています。
また、現在はコンサルタントの方のアドバイスを頂きながら、予算計画と損益予測業務を社内で構築しており、メンバーへConglueの設定方法を指導・共有しています。その中で「こうしたい」という思いをどのように形にするかということや、自分の持っているスキルを人に伝える難しさを実感し、導入コンサルタントの皆様の苦労が身に染みています。
今後ますます導入が増えてConglueが連結システムのスタンダードになることを祈念しております。
※本事例は2017年9月現在の内容です。
※本事例中に記載の肩書きや数値、固有名詞等は掲載当時のものであり、変更されている可能性があります。
※掲載企業様への直接のご連絡はお控えください。