BizForecastシリーズの導入事例
株式会社J-オイルミルズ 様
「変革と成長」
10年後を見据えたシステム構築プロジェクトで、
BizForecastが入力系機能ツールとして経営体質強化に貢献!
社名 | 株式会社J-オイルミルズ |
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設立 | 2002年(平成14年)4月1日 |
資本金 | 100億円 |
事業内容 | 食用油脂の製造・販売を主たる業務とする食品メーカー |
ウェブサイトURL | https://www.j-oil.com/ |
株式会社J-オイルミルズ様とは・・・
「Joy for Life® 食で未来によろこびを」を企業理念に掲げる J-オイルミルズ様。
「Joy for Life®」 には、植物から生まれる「あぶら」「でんぷん」「たんぱく」。
人が生きるために欠かせない3つの要素を活かして、おいしさ、そして人々の健康、社会や環境の負荷抑制に貢献し、未来のよろこびを増やしたいという想いが込められています。
【課題】業務プロセス・情報システムを10年後も継続して 進化・展開が可能な形で再構築し、基幹システムの再構築を 経営体質強化につなげる
先行き6か月間の見込み数値を参照できるようになったため、事業の課題に対して先手を打てるマネジメントが可能に
【選定】テーマは「変革と成長」
以下方針をもとに、システムの選定を進めました。
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①10年後を見据えたシステム構築
業務プロセス・情報システムを10年後も継続して進化・展開が可能な形で再構築
②10の改革 (経営体質強化)
基幹システムの再構築を経営体質強化につなげる
③IT基盤の刷新
つながるシステムとして構築することで、情報連携・情報共有を加速
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また、ツール選定にあたっては、以下の3点を重要視していました。
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①販売管理や業績管理システムとシームレスに連携ができる
②現場業務との整合性が取れる
③入力統制機能がある
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当初、別のシステム会社と構築を進めていましたが、諸般の事情で断念し、新たにRFPを出しました。
その際に、以前付き合いのあったカコムス様に お声かけし提案をいただくこととなりました 。
BizForecastはカコムス様からの提案で存在を知りました。
BizForecastはExcelライクな画面からデータベース(PostgreSQL)へ直接入力できるプラットフォームということに魅力を感じました。
エクセルの感覚で入力ができるのに、そこからデータベースに直接入力閲覧・参照が可能である点は、現場業務との整合性に加え入力統制機能も担保されるという点で評価されました。
また、初回依頼から提案まで短期間でご対応頂けたというのもあり、 BizForecastを販売管理・業績管理を中心とする入力系機能ツールとして採用を決定しました。
【導入】導入は予算稼働をStep1、実績・見込の稼働をStep2として、 段階を踏んで進行中
Step1は終了しているのですが、こちらの導入は苦労した覚えがあります。
要因は2つあり、1つは社内でシステム化に必要な要件を把握している人間がいなかったという点です。
要件が曖昧なまま構築を始めたことで、テストの段階で修正要望が頻発しました。
この点は社内的な課題であり、
現在進めているStep2では現場を巻き込みながら課題を引き出し、現場と一体感を持ってシステムを作り上げていくように推進しています。
もう1点はシステム的な課題です。当社は大量のデータを扱うので、処理が重くなり、思うように先の画面へ遷移しないといったことがありました。
この点についてはカコムス社やプライマル社の皆様にかなり尽力いただき、対処いただいています。
課題が発生したら都度検討して様々なご意見をいただけ、フレキシブルにご対応頂けている点は非常に感謝しております。
このように、試行錯誤の中での推進となった弊社プロジェクトの導入推進に伴走いただいている両社のおかげで、概ね計画どおりの導入を行うことができています。
また、一部機能については弊社の要望を、「パッケージ改訂」にも反映いただきました。要望を柔軟にキャッチしていただけるのはありがたく思っています。引き続き成果の刈取りまでご協力をお願いいたします。
【効果】事業の課題に対して先手を打てるマネジメントが可能になった
プロジェクトは現在も進行中ではありますが、これまでの取組により「予算策定」「見込策定」業務の標準化や効率化、決算日程の短縮、データ活用の促進などの成果があがりつつあります。
引き続き、経営者・事業責任者を巻き込みつつ、「何のためにやるのか」「どのように実現するのか」といった点について全社のコンセンサスとコミットメントを取りながら進めていきたいと考えています。
BizForecastに関連する部分では特に、見込業務において6ヶ月ローリングができるようになった効果が大きいです。
先行き6か月間の見込み数値を参照できるようになったため、事業の課題に対して先手を打てるマネジメントが可能になりました。
原料の購入では「いつどのタイミングで、どれだけの量を購入するか」が重要なのですが、この意思決定が先行き6か月間の見込み数値を見ながらできるようになったのは会社経営に大きく貢献しています。
【展望】システム連携という観点から、当社の経営体質強化の手段の一つとしてBizForecastをより一層役立てていきたい
BizForecastには2の特徴があると考えています。
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①EXCELを使い慣れたユーザーにとって、扱いやすく操作性に優れている
②他システムとのインテグレーションの障壁の低さ
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この2つの特徴を活かし、 工場生産計画の調整入力機能など、
J-オイルミルズ社内基幹システムのデータ入力・収集機能の中核として活用を拡大していきたいです。
※本事例は2023年10月現在の内容です。
※本事例中に記載の肩書きや数値、固有名詞等は掲載当時のものであり、変更されている可能性があります。
※掲載企業様への直接のご連絡はお控えください。