リバー株式会社 様|BizForecastシリーズの導入事例|BizForecast|プライマル株式会社

BizForecastシリーズの導入事例

リバー株式会社 様

「BizForecastが無いとぞっとする」
持続可能な地球社会(SDGs)実現に主体的に取り組む企業にBizForecastがもたらした効果とは

社名 リバー株式会社
設立 1904年(明治37年) 2月
資本金 200百万円
事業内容 金属スクラップの仕入・加工・販売、産業廃棄物処分業、産業廃棄物収集運搬業 など
ウェブサイトURL https://www.re-ver.co.jp/

リバーホールディングス株式会社様とは・・・

「地球を資源だらけの星にしよう。」を企業理念に掲げ、あらゆる排出物が再生利用される、持続可能な社会の実現に貢献されているリバーホールディングス様。
社会から排出される廃棄物を再び資源へと導く事業を展開されており、その高度な選別技術や扱い量は業界トップクラスを誇ります。

同社は廃棄物処理・リサイクルといった特殊性の高い事業を展開されているが故に、市場環境等様々な要因によって、立案時を含め予算を見直す機会が多いことから、従来のExcelでの作業に限界を感じ、BizForecastを導入されました。

今回は導入の背景や成果、BizForecastの活用ポイントについて伺いました。

1.経営的な観点から捉えた導入プロジェクトの位置づけをお聞かせください。

当社は市場環境等様々な状況を踏まえた上で予算の策定を行う必要があり、予算立案段階から状況の変化等による見直しが多く発生します。
また、策定後においても同様の理由により予算を見直す機会があります。

こうした修正作業は短いスパンの中で試算・判断するだけでなく、経営会議や取締役会での決議が必要となるため、スピードと正確性が求められます。
時間との戦いの中でのExcel作業は、データの信憑性確保が難しく、経営層から数値の間違いに関する指摘を受けるなど、重要な資料であるにも関わらず不安定な状況にあり、業務運営に限界を感じていました。

このような状況を改善するため、システム導入の検討を始めました。

2.当時、企業/組織が抱えていた課題はなんでしたか?

主な課題は以下の3つでした。
① 細かく数値を積み上げて予算を作る特性上、シート構成が複雑でメンテナンスが大変
② 転記ミスや想定外のロジック改変があり、データの信憑性に欠ける
③ どれが最新バージョンかわからない

当社では導入当時、関東を中心に20拠点以上の予算・実績をExcelで管理していました。
予算は詳細数値を月次ベースで積み上げることで年間予算を策定する手法を採用しておりました。

例えば、廃棄物といっても多種多様な品目が存在し、それぞれの品目に対して単価や運賃等を加味した上で、月次毎に詳細を積み上げていきます。
オフィス什器や使用済自動車、廃家電など様々な品目がありますので、かなり複雑なExcelシートを作成して運用していました。
また、20拠点以上あり複数の担当者が関与するため、何かの拍子でExcelが壊れ、不用意な数式変更などの事象が発生するなど、データの信憑性担保と安定的な運用体制の構築が大きな課題でした。

3.製品やサービス、プライマルを選んだ経緯と理由を教えてください。

システム選定をする上で譲れない条件が「Excelの操作性を担保していること」でした。

利用者側はExcel操作に慣れており、新しいシステム採用となると大きな抵抗が予想されましたので、利用者が抵抗なくシステムを操作できるようにしたいという意図がありました。

2~3社ほど他社製品を確認していたところ、当社と取引がある会社様がBizForecastを導入されていたことで、BizForecastというシステムの存在を知りました。
「BizForecastはExcelとの親和性が非常に高い」 と教えていただいてからは、他社製品との差別化をすることが出来たため、BizForecastの採用に絞り込み、最終的に正式採用することを決定しました。

BizForecastは複雑なExcelをそのまま取り込むことが可能で、Excelベースでの試算がシステム内で実施できることに大きな魅力を感じました。
他社製品では、試算結果を一時保存や仮登録するという対応になるようですが、それだと保存できるパターンが限られます。
その制約がBizForecastにはなかったので、当社の要件を満たすシステムはBizForecastしかないという結論に至りました。

4.導入作業での工夫、直面した問題とその解決策を教えてもらえますか?

具体的に話が進み導入のイメージが付いてくると、通常ケースの場合は問題ないのですが、イレギュラーケースの対応を検討するのに一番苦労しました。
また複雑なExcelを紐解きデータベース化していくため、プライマル社のコンサルタントの方と折衝をするにもある程度のITスキルが必要になると感じました。

当社は導入メンバーにシステムエンジニア経験があるメンバーをアサインしたため、導入作業は特段の問題が生じることなく順調に進捗し、BizForecastをより深く理解できました。
そのおかげで予算収集シートやレポート等の軽微な改修は、当社で問題なく実施することができていますので、非常に良い判断だったと思っています。

ただ、今後担当の異動が発生した際の対応については課題として認識しており、プライマル社のコンサルタントの皆様の力を借りつつ対応していきたいと考えています。

5.導入後の効果があればお聞かせください。

BizForecastを導入して実感している効果は主に3点です。

① テスト環境が本番環境と同期ができ、リアルなデータで試算が可能

BizForecastは本番環境のデータをマスタや組織構造からデータに至るまで、全てをテスト環境へ反映することができます。
これが当社の予算策定業務に非常に役立っています。
予算のシミュレーションを実施するには入力シートから数字を操作する必要がありますが、本番環境のデータを直接操作するにはリスクがあります。
テスト環境であれば特に影響がないため、リスクを気にせずに操作することができ大変助かっています。
本番環境からエクスポートしてインポートする時間も大してかからず、1~2分で完了するのが魅力です。
マスタも含めてすべてインポートする事ができるのは、他社製品ではなかなか無いため非常に秀逸だと感じています。
BizForecast導入時にはあまり深く考えずにテスト環境をご用意いただきましたが、今となっては無くてはならない存在です。

② 時間的コスト・心理的コストの削減

BizForecastを導入することにより、データ入力のための事前作業など、準備に要する工数を大きく削減することができました。
従来は月初の忙しいタイミングで拠点分のデータを作成する必要があり、その準備作業だけで半日を費やしていました。
他にも報告資料など作成すべき資料がある中で、この作業に多くの時間を費やすことにストレスを感じていました。
BizForecastを導入してからは、実績データはCSV取込で完了し、確認作業も手間なく終わるため、準備作業は30分程で完了します。
また従来の運用で頻発していたミスや不備がなくなり 、データを一括で出力できる機能のおかげで資料作成に充てる時間も大幅に削減され、今では上記のようなストレスから解放されました。

③ 現場への説明不要・クレームもほぼない

予算の入力作業を実施する現場メンバーへの教育という観点でも、ほぼコストはかかりませんでした。
システムが新たに導入されて新しい取り組みを実施する際は、各拠点に説明会を実施する流れが当社では一般的でしたが、BizForecast導入の際はそのような説明会が不要でした。
今まで使っていたExcelをそのままシステム化しているため、使い方に大幅な変更はないことから、簡単なマニュアルを作成するだけで十分でした。
また、実際に数値を入力している現場からは、システム運用に関する疑問点はほとんどありませんでした。
システムは少しでもトラブルがあると様々なクレームが発生するものですが、BizForecastに関して問合せがあるのは「パスワードを忘れた」くらいです。
BizForecastは現場からネガティブな声が上がらない 良いシステムだと思います。

6.今後の展開、プライマルへの期待をお願いします。

BizForecastは便利な機能が、定期バージョンアップで随時追加されるので非常に助かっています。
例えば収集の進捗を管理する画面で、会社や組織等様々な条件でレポート出力できる機能が導入後に追加されたのですが、この機能には非常に助けられました。
これまで一つ一つ出力していたレポートが一発で出力可能になりましたので、この機能だけで業務がかなり楽になりました。

こういった非常に便利で秀逸な機能が無償で手に入れられるのは、BizForecastならではではないかと思います。
今後もより良い機能の開発と高品質なサービス提供を続けて頂けると助かります。

プライマルから・・・

今回の取材を経て、BizForecastの機能を有効活用し、業務効率化を実現されたお客様の声をお聞きすることができ、大変嬉しく思います。

国内の管理会計システム市場はまだまだ発展途上な状況です。
純国産であるBizForecastはお客様に寄り添うことで、お客様のご意見やご要望をいち早くシステムに取り入れ、
今後も、コーポレートスローガン「経営管理をより身近に、お手軽に。」を実現すべく、よりよい商品・サービスの提供に努めてまいります。

リバーホールディングス様におかれましては、当社「BizForecast(ビズフォーキャスト)」をご採用、ご活用頂きまして誠にありがとうございました。

※本事例は2022年9月現在の内容です。
※本事例中に記載の肩書きや数値、固有名詞等は掲載当時のものであり、変更されている可能性があります。
※掲載企業様への直接のご連絡はお控えください。