BizForecastシリーズの導入事例
情報・通信業 A社 様
社名 | 情報・通信業 A社 |
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グループ会社数 | 10社 |
事業内容 | 情報・通信業 |
導入までの経緯
A社様では、これまで他社の連結会計システムパッケージ利用して連結決算業務を行ってきました。
しかし、事業規模に対しシステムが大きい、使いこなせていない機能や不要な機能が多い、また毎年の保守費用等のランニングコストの削減も考慮し、リプレイスの検討を始めました。
選定理由
複数社の連結会計システムを比較・検討した結果、以下のポイントが決め手となりました。
1. 子会社からのデータ収集機能が標準機能として搭載されている。
2. デモを見た際、ユーザビリティが高くて直感的な操作が可能で使いやすそう、との印象を受けた。
3. グループ各社からのデータ収集、連結決算、データ分析・レポーティング機能がワンストップで提供されている高機能なシステムでありながら、企業規模に応じたライセンス価格・保守費用となっており、大幅なコスト削減が見込める。
4. 希望する短納期(プロジェクトスタート~本稼働まで約3ヵ月弱)の導入に対し、具体的で精緻な導入計画と経験豊富なコンサルタントによる、しっかりした導入支援体制を提案してくれた。
まだ実績も少ないベンチャー企業の製品ということで多少の不安はありましたが、システムの出来も良く、対応してくださるコンサルタントの方とお話して行く中で、連結決算業務全般・会計制度(日本基準、IFRS)に関する知識の豊富さや、現行システム・業務の理解/分析力、コミュニケーションの取りやすさにも安心感を持ち、Conglueの導入を決定しました。
導入の効果
これまでは、グループ各社の報告データを連結会計システムに取り込むために、Excelの中間ファイルを用意した上で2次加工する必要があり、データ管理やチェック等に手間がかかっていました。
Conglueのデータ収集機能を利用することで、子会社の報告データを連結会計システムにダイレクト連携することによる各社データの一元管理が可能となり、大幅な時間・労力の削減を実現することが出来ました。
また、各社収集データと個別修正後データ、相手先照合と仕訳、精算表と仕訳明細、精算表とキャッシュ・フローなど、全ての機能画面を複数表示しながら作業が進められること、データのフィルタやピボット的な集計機能等を活用すること等により、帳票をアウトプットしなくても画面上でデータの確認・修正を効率的に行うことが出来ました。
結果として決算早期化に繋がり、目標としていた月内開示が可能となりました。
今後の展開
ユーザー側で任意(独自)の帳票レポート設計が可能な「ユーザー設計帳票」機能をもっと活用し、監査用資料の充実による監査対応の効率化、役員会や各部署に対するレポートを充実させていきたいと思います。
また、さらなる決算・開示業務の効率化のため、今後のIFRS・コンバージェンス対応においても、Conglueおよびプライマル社を活用して行きたいと考えています。
※本事例は2010年11月現在の内容です。
※本事例中に記載の肩書きや数値、固有名詞等は掲載当時のものであり、変更されている可能性があります。