株式会社穴吹ハウジングサービス 様|BizForecastシリーズの導入事例|BizForecast|プライマル株式会社

BizForecastシリーズの導入事例

株式会社穴吹ハウジングサービス 様

社名 株式会社穴吹ハウジングサービス
設立 1983年11月28日
資本金 100百万円 ※2019年6月時点
事業内容 分譲マンション等の建物管理事業、賃貸仲介・開発事業、パーキング事業、リフォーム・インテリア製品等販売事業、建築設計監理事業、損害保険代理店事業、不動産仲介事業
ウェブサイトURL https://www.anabuki-housing.co.jp/

導入までの経緯

従来は、Excelを使用し予算管理・集計業務を行っていました。各拠点には入力作業を任せていますが、入力するExcelシートがそれぞれ独自のロジックを元に作られており、予実管理マニュアルも無い状態でしたので、全体の数字管理をしているのは財務・経理部門だけでした。そういった事情から、各拠点のExcelシートに保護をかけづらく入力ミスも多発しており、集計時は数字の整合性を確認する作業に重きを置いている状態でした。また、拠点数増加に伴い集計作業にかける時間も増え、転記作業にも多くの時間を費やしていました。
上記の理由により、煩雑な集計業務を一元管理できるシステムの導入を検討することになりました。

選定理由

弊社で使用している会計ソフトとの連携を踏まえ、社内で検討した結果、以下のポイントが決め手となりました。

1. シートを自由にカスタマイズでき、従来のExcelとほぼ変わらない運用が可能なため入力者の負担が少ない点
2. 拠点毎の予算の立て方や内容を確認でき、収集進捗も瞬時に把握できる点
3. 連結会計の実施を視野に入れているため、今後の運用・展開にも期待できる点

従来のExcelの仕様や運用を変えずに、一元管理できることに加え、プライマル社は連結会計を得意としている点にも魅力を感じ、当社の課題と展望に非常にマッチしたためConglueを採用しました。

導入の効果

集計作業におけるスピードが圧倒的に上がりました。確認作業までを含めると2~3日は短縮でき、別の業務に時間を使えるようになったことが一番の効果です。Conglue導入前は、まずは数字の整合性を確認するところから始めていましたが、Conglueは収集パッケージに保護をかけられるため、各拠点で数式が変えられることもなくなり、スムーズに集計作業に入れています。各拠点が独自のExcelシートを使用していたため浸透するまでには少し時間がかかりましたが、今では社内の問合せも減り、混乱なく入力できていると感じています。また、単なる入力作業ではなく、各拠点が意識して数字を作っているということがわかるまでになり、全体最適化にもつながったと実感しています。財務・経理部門においても、店舗単位・事業所単位での数字や進捗を瞬時に把握できるようになったこと、これまで見えていなかった予算の内容まで確認できるようになったことは非常によかったです。

プライマル社のコンサルタントの方々にも大変感謝しております。導入後、組織の再編成が発生した際にもパッケージの更新作業にご尽力頂きました。導入初期から今まで様々な要望をお伝えしてきましたが、レスポンスも早く、親切・丁寧に対応してくださり助かっています。導入後も、気軽に相談できる関係性が築けていると感じています。

今後の展開

物件の収集データを活かし、分析につなげていきたいと考えています。今は、単純にデータを収集している状態なので、それを分析し事業部やグループ会社に展開していくことが次のステップだと思っています。分析にはある程度のデータが必要となりますが、Conglueを導入して1年経った今、活用できる段階に来たと感じています。分析をすることで今後力を入れていくべき物件の精査や提案ができるようにしていきたいです。また、地域の区分の管理も徹底できればと考えています。現状、関係会社によって地域区分の考え方が異なり管理しづらい部分があるため、今後は県ごとで区切るなどし、地域ごとにきちんと管理できるようにしていきたいと思っています。そして、将来的には連結の予算計画ができるよう整えていきたいと考えています。

※本事例は2019年11月現在の内容です。
※本事例中に記載の肩書きや数値、固有名詞等は掲載当時のものであり、変更されている可能性があります。
※掲載企業様への直接のご連絡はお控えください。